何も言う気にならない
■東京ワークショップ
9月13,14,15,16,17日
16.17日は、表現者の為の特別教室です。
場所も、何時もの新木場マルチスタジオです。
https://www.hino-budo.com/index.html
お知らせにあります
1年ぶりに東京の面々に会ったという感じだ。
それ程時間の流れ、時間の体感覚は早い。
7月のバレンシアから、たった1カ月チョイしか経っていないのだが。
教室には、マルセイユから帰国しているダンサーや、フランスから合宿に参加する2人の顔もあった。
そんな事も、時間の感覚を狂わせる。
しかし、20歳そこそこの若い子と話をしていると勘狂う。
皆自分の意見を持ち、それを話せる。
それはほんとに素晴らしいことだと感心する。
反面「そう、良かったね、じゃ、自分で勝手にすれば」という気持ちになる。
それは悪い意味ではなく、自分で頭を打たなければ分からない事、いくら話を聞いてもどうにもならない事が沢山あるから、自分がそれをやるしかないからだ。
しかし、こちらが口を挟む気にはならない。
つまり、その意見に対して、アドバイスが出来るのであればアドバイスをして上げようか、という気にはならないということだ。
また、その事でコネを持っているから、それを紹介して上げようか、という気にはならないということだ。
その意味で、若い子は処世術がまるで無い。
それが若いという事だと、一般的には思われるかもしれないが、それは違う。
所謂直感が育っていないのだ。
もっともっと小さな子は、ちゃんと大人の顔色を見る。
どうしたら可愛がられるか、どうしたら褒めて貰えるか、そんなことを直感的にやっているのが小さな子だ。
その能力も失せ、間違った自己主張だけは出来る、いやそれしかできない若い子。
一体どんな年の取り方をしていくのだろう。
■1年ぶりの岡山のワークショップです
9月21.22.23日です
http://workshop.digiweb.jp/