合理的な身体操作は
懇親会の時に、メールが入った。
競輪の西岡君からだった。
S級1班に格上げされたそうだ。
これは西岡君の当面の目的でもあったので、万々歳だ。
2014年私の大阪教室に顔を出し、そこから胸骨操作に取り組み、身体の連動・連関一筋に稽古に取り組んだ結果だ。
西岡君の走りは美しい。
全く無駄がないからだ。
他の選手から教えてくれと頼まれるそうだが、「無理」と断っているという。
自転車競技に太腿の筋肉は無駄だという理論を体現した、最初の人類だと言っても過言ではない。
何よりも、1レース終えても、まだ1レースや2レースは走れる余力が残っているという。
それこそが合理的な身体操作だ。
あっという間に、福岡最終日だ。
今はまだ雨が降っていない。
しかし、熊野の道場は土砂降りだろう。
同時に道場も雨漏りでビシャビシャだろう。
道場に帰るのが怖い。