一本釣りには連動が一番

武道ワークショップは、充実したワークになった。
稽古の仕方や「技」という身体技術の作り方他、基本的なワークを5時間楽しんだ。

野球や柔道のトレーナーや、一本釣りの漁師さん等バラエティに富んでいたのが面白い。
一人の猟師さんは、九州からわざわざ受講しに来たのだ。

詳しく聞くと、昨年からオフの時に、来た猟師が「これや」と勧め、それから「一本釣りは連動やろ」と稽古と実践を繰り返したいたという。
今回は、たまたまオフと重なったので、本物を体感してみようと福岡から来てくれたそうだ。
二人の乗る船には、インドネシアの若い人達もおり、彼らに負けないようにと、胸骨操作や連動を使って釣り上げ、その若者たちに負けないようになったそうだ。
今では、その船に乗るインドネシアの若者が、私の動画を見つけ、熱心に研究しているという。

こんな展開は予想だにしなかった。
まさか猟師さん達、そしてインドネシアの人達の役に立つとは、本当に驚きだ。

懇親会の時、その一本釣りのフォームを見せて貰った。成程連動が効率よく釣り上げに役立っている。
そこで、もっと釣り上げの力が出るように、足の使い方、逆の腕の使い方を教えた。
その私のフォームを見て、「それだったら、今の倍の重さの魚を釣り上げられます」と、それこそ狂喜乱舞していた。
次は、その報告を楽しみに待ちたい。
と、異色のワークショップになった。

明日は「大阪・明鏡塾」2期3回目だ。

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