人に恵まれて
台風が接近している中、定刻で岡山から飛行機は飛んだ。
でなければ、大阪に直行しようかと思っていた。
明後日から、大阪ワークショップだ。
初参加の人が相当数いる。
どんな人達なのか、会えるのが楽しみだ。
今回の岡山には、アメリカで活躍するダンサーが受講しに帰国した。
彼女は、私の「ウイリアム・フォーサイス、武道家日野晃と会う(白水社刊)」を読み興味を持ち、いてもたってもいられなくなり飛んできたそうだ。
興味を持っているから、質問も的確だしワークの取り組み方も的確だ。
ダンス界の話、ダンスの歴史の話、歴史をどう捉えるのか、という話。
どれをとってもきちんとしていて、話そのものの風通しが良かった。
多分、明日にはアメリカに帰る。
帰国し次第、私をどう呼べるかを行動するとメールが入った。
若くて情熱を持つ人は驚くほど行動的だから嬉しくなる。
私自身も即行動というタイプだが、そのスケールの大きさに世代の違いを感じる。
世代の違いというのは、そういうことなのだろう。
一つ間違えば「老害」と呼ばれるタイプの私なのだが、役に立ててくれる若い人たちがいることを、本当に嬉しく思う。
岡山のワークショップを主催してくれているのも、若いお母さんだ。
「先生のワークショップを開きたい」たったそれだけの事で起ち上げ動いてくれている。
その岡山には、ピンと来る人達が揃っている。
沖縄も福岡もそうだ。
本当に人に恵まれているとつくづく思う。
意味で動く、理解して動く。
世の中はその流れだが、私の周りにはピンとくるから動く、という人達が集まって来る。
その意味で、職業や年齢は多岐に渡っている。
それもまた楽しいことの一つだ。
偏らないのが一番だ。
大阪Workshopは、まだまだ空きがありますから、興味のある人は是非足を運んで下さい。
拙著「考えるな!体にきけ」の実際版です。
大阪ワークショップは9月22,23,24,25日です。
https://www.hino-budo.com/workshop-schedule1.html
10月「武禅」は残り2名です
https://www.hino-budo.com/buzen4.html