目的があった

秋の「武禅」は定員になったので締め切りました。
そう言えば、皆に青写真が先に有るから建物が建つのであって、どんな建物が建つか分からない基礎を作ることは出来ないという。
自分の事はどうかと言うと、目的は無くただ目の前の作業をクリアしているだけだと思っていた。
しかし、よく考えると伊藤一刀斎の「身体の持つ機能を働かせることが剣の妙機」という言葉が目的だった。
だからこその発見が続いていたので、その目的を思い出したのだ。
おかげで、身体とは何か?と、どんどん疑問が膨らむ。
いわゆる肉体と精神という具合に切り離すことなど出来ないのは、当たり前のことだが、身体と脳はどこで区別されるのかとも思う。
もちろん、脳科学者がおりその範疇が脳だろうし、解剖学的に頭蓋骨の中で浮いている臓器としての脳が脳だろう。
では意識はその脳の中にあるのだろうか。
それは科学者に任せておけば良いことなのだが、私としては想像が膨らみ一言言いたくなる。
一つの現象から、どこまで辿れるのか。
しかも実感を伴って。
それは還元する、還元できなければ意味が無い、という私の持論があるからだ。

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