いつの間にか他人との関係性のやりとりを楽しめていた

●昨年に続き、二度目になる大阪での講演会です。
「人生を生き抜く智慧・達人の真髄はコロンブスの卵だ」
笑いますよ!
昨年は、直ぐに定員になってしまいました。お早めに申し込んで下さい。
10月26日
http://ilt.jp/extra01/entry.html
●おまたせしました。東京教室が10月5日より再開します。
●秋の「武禅」11月1,2,3日受付開始しました。

9月2日からのパリから東京ワークショップ、そして岡山ワークショップへと続いたツアーも終わり、熊野の道場に帰った。
岡山の前に、荷物を交換するために一瞬道場へ帰ったが、落ち着くのは3週間ぶりになる。
と思っているが、明日は競輪の選手がレースを終えて、道場に来ることになっている。
膝から足への連関。
足にかかる力、肩の力みや背中の柔らかさのチェックだ。
岡山ワークショップで、その辺りの事を特訓したので、今回のレースで試している。
その確認だろう。
そういった何がしかのプロの人は、使う場所を持っている。
だから、いくらでも検証できる。
確かに胸骨操作は身体を合理的に動かす事を。
11月1,2,3日は「武禅」だ。
そのワークの一部を、外国以外のワークショップでは行う。
それは「関係塾」で、相手ときちんと正対するところから始まる。
もちろん、岡山ワークショップでも行った。
そこに初めて参加してくれた人から、嬉しいメールを頂いたので紹介する。
「現在、岡山で開催されているワークショップに参加しています。
そこで行われた様々なプログラムの中で非常に貴重な体験をしました。
それは対人恐怖症で人と向き合うことはおろかまともに目を合わせることも出来なかった自分が、いつの間にか他人との関係性のやりとりを楽しめていた事です。
今まで受け身で逃げてばかりだったのが、いつの間にか自ら相手を感じにいっていました。
そのことが嬉しくまた、他にもたくさんの体験をさせていただき、楽しい時間が過ぎるのは早いものであっという間の二日間でした。
明日で終わってしまうのが本当に名残惜しいです。
日野先生のもとでもっと学びたい、もっと変わりたい、もっと感動したいという思いから今回武禅の申し込みをさせていただきました。」
読んで感動した。
武禅は、「さっぱり分からなかった。直ぐに家に帰りたかった」と仰る方も当然いる。
それは人それぞれで自由だ。
しかし、その違いは一体何なのだろう。どうして、右と左程違った感想が出てくるのだろうか。
それは「さっぱり分からない」という言葉がキーワードになるだろう。
人と向き合うのに、何か特別に分かる必要があるのだろうか。
その理屈が、このメールの主のような感動を妨げているのだ。
お母さんが子供に向き合う、そこに「分かる」何かなど存在しない。
秋の「武禅」では、また新たなドラマが生まれるのだろう。

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