間に合った

東京ワークショップ
9月12.13.14.15.16日

https://www.hino-budo.com/2014TokyoWS.htm
18人、脳みそに汗をかいた合宿は終わり、全員京都に発った。
台風接近に伴う天候の悪化前で、バスに乗った。
セーフだ。
「武禅」の時は、逆にバスの到着と共に土砂降りになり、全員濡れネズミになった。
今回は一寸難しい稽古をやらせてみた。
「自分のやり易いようにしたら駄目」と注意を再三再四だすが、きっとその意味が分からないのだろう。
もちろん、それを理解する人もおり、その人達はその事で気付く事が増える。
背骨の連動から肘へ。
それの分解で背骨の連動と、そのリズムの中で人を倒す。
続いて背骨の連動から肩に繋げるを、二人組でサポートしながら行う。
その流れで肘から手先への連動。
休憩を挟んで、肘から手先への連動の展開として、木刀を握られているのに対して、同じ事で相手に体重を伝える。
余りにも煮詰まった稽古だったので、次は動き回れる木刀での展開をした。
そうなると、皆は気持ちも動き出す。
シャワーや食事を終え、質問タイムだ。
これが深夜1時過ぎ迄続いた。
やはり年齢の高い人は、人生と直結した質問をする。
しかし、若く武道歴の浅い人は、出来もしない事、知っているだけの事、漫画の様な質問をする。
大人の人達は、そんな質問に目を白黒させているのが、おもしろかった。
「あなたが知らない事を私が答えても、私が正しいことを話しているのか銅貨が、分からないやろ。出来るようになったら、自動的に分かるよ」で、大人達は頷いている。
こういった内容の質問は、日本でもあるが、フランス人特有の理屈っぽさからくるものなのだろう。
だから「もっと合理的に考えれば分かるだろう」と答えたこともある。
何時もここに書いているが、私はどんな時でも、分からない事を質問した事がない。
出来なければ分からない。
出来ても分からないことが沢山あるからだ。
現象として出来ているように見えても、それは目指す技とは似て非なるモノである可能性もあるからだ。
次は、日野武道研究所の合宿だ。
同じメニューもやってみよう。
どうなるのか?
先日の「武禅」でのレポートをアップしました。
https://www.hino-budo.com/buzen5.html
岡山ワークショップ
9月21.22.23日
http://workshop.digiweb.jp/

Follow me!