苦労と喜び

2014福岡ワークショップ
6月20,21,22日(金・土・日)

http://rbchinoriron.web.fc2.com/workshop.html
締め切りのコマが続出しています。
お申し込みはお早めに!
森下の街を歩いていると、小さな子供が小さな自転車に乗っていた。
補助輪が付いていないのでだな、と思った。
しかし、よく観察すると、小さな子供だから、自転車に乗っても足が届くか届かないかの筈なのだが、両足がちゃんとついている。
サドル位置が低く作られているのだ。
いわゆる、「誰にでも乗れる自転車」だ。
もちろん、それに文句を言うつもりもない。
愚息が小学校に入学した頃は、そういった「誰にでも出来る○○」という指導が巷に溢れ出していた時期だ。
学校教育の指導に対して意見のある先生方が書いた本も沢山出ていた。
跳び箱や鉄棒の逆上がり等々だ。
読んでみると、うまく出来ていてコピーに偽りなしだ。
自転車に乗れる、逆上がりが出来る、跳び箱を飛べる等々のことは、出来たら嬉しいに違いない。
私は愚息には、従来通りのやり方で自転車に乗れるようにした。
つまり、自分で苦労させたのだ。
早く乗れるようになるにこしたことはない。
そして、早く乗れる方法を見付けだせたら、これほど嬉しい事は無い。
私には分からないのだが、自分でしんどい目をして出来た事と、簡単に出来る方法を「教えてもらって」できることと、喜びは同じなのだろうか。
自分で苦労をして乗り方を覚えた場合、自転車に乗れる、ということを通して、それにかかる時間や、自分の自転車に乗るという情熱が思い出として残る。
それらは、次に何かにチャレンジする時、きっと思い出すだろうし、その思い出があるから諦めずに取り組めるようになるかもしれない。
そんな色々な事を、考えさせてくれた。
しかし、簡単に乗れる方が良いに決まっている。
そして、教えてもらって簡単に乗った人でも、何かにチャレンジし決して諦めない人もいるだろう。
だから、何が良いのか、何が間違っているのか、は全く分からない。
全ては、その人次第なのだろう。

6月1日から東京教室は引っ越ししました。
場所:江東区森下3丁目11-12 千葉ビル1F

地図はhttp://yahoo.jp/m9Xx6B
https://www.hino-budo.com/tokyo.html
第91回「武禅一の行」
定員オーバーしていますのでキャンセル待ちです!
7月19,20,21日

https://www.hino-budo.com/buzen4.html
沖縄ワークショップ
7月25.26.27日
東京ワークショップ
9月12.13.14.15.16日
岡山ワークショップ
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