とりあえずはあかんで

2014福岡ワークショップ
6月20,21,22日(金・土・日)
http://rbchinoriron.web.fc2.com/workshop.html
福岡ワークショップのお知らせですが、6月20.21.22日の内の21日土曜日「身体塾」が50人になり会場の都合で締め切らせて頂きます。
もし土曜日の「身体塾」をご希望の方は、恐れ入りますが日曜日の「身体塾」に切り替えて頂ければ嬉しいです。
他のクラスはまだ若干の余裕があります。
しかし、会場のスタジオに限度がありますので、お早めにお申し込みください。
他のクラスも身体を使うと言う点では同じです。
ただ基本的な事を集中的に稽古をするのが身体塾だという違いです。
よろしくお願いします。
「相手に話す」これの説明は大変難しい。
内容はともかく、基本的には意思が相手に向かっていなければ駄目だ。
ただ、誰でも相手に意思は向かっている。
その量というか強さというか、それが少なすぎるのだ。
どうしても分かって欲しい、という気持ちが少ないということになる。
少なくしているのは色々あるが、大きくは意識だ。
言葉の多い人は、たいがいこの意識が働いていて、相手の人は自分に話されているという実感を持てない。
そこを徹底的に訓練して行くのが、私の研修や武禅の核になっている。
その事によって、相手の微細な意識の変化、感情の変化に自然と反応出来るようになるからだ。
自分という人間にとって必要ではない言葉を沢山持っている人、
説明的な言葉を使う人の事だ。
そういった人は、自分が話す事に熱中するから、そしてその事に価値を見出しているから、相手の反応等見分けられる筈も無い。
そして、相手の反応を見分けられないというのは、人としての感情の機微を感じる事が出来ないということでもある。
結果、相手の話等聞ける筈も無いのだ。
話を聞くというのは、この機微を含めての事であり、どちらかというと機微を感じ取る事の方が、人と人の関係では重要なのだ。
いくら色々な資格を持っていても、色々なスキルを持っていても、こと人間を相手にする場合、このことを抜きにしては使えない。
昨日の特養の研修も、この一点を実用化する為に行っているという側面もある。
介護する人とされる人、それは通常の人の関係ではなく特殊な関係だ。
ということを認識しているのかどうかが問題なのだ。
介護される側の人は、非常にデリケートだ。
ということは、資格を持っている人は全員知っている。
しかし、知っているだけで実際には、そういった実際に反応は全く出来ない。
当たり前だ。
お年寄りが生きて来た人生の年月。
その人生の中での喜びや悲しみの量が、若い資格を持った人とは格段の差があるからだ。
だから、その意味で使い物にならないのだ。
逆に資格を持たない人で、お年寄りの役に立ちたいということで、現場に入っている女性は気付く。
そこに、ギャップが生まれるのだ。
現場の声をそういった有資格者は、言葉としてしか理解でない。
だから的確な現場対応が難しいのだ。
もちろん、そうではない有資格者もいるだろう。
だが、私が関わる施設では皆無だ。
上層部はそれが分かって来ているから、福祉の専門大学や専門学校を卒業して資格を持つ人は雇わない事を決めている。
「何もする事がないから、とりあえず資格でもとっておこう」という人。
そういった指導する先生方。
現場で通用しない人間を作るな、と言いたい。
時間の無駄であるばかりか、何か問題が起これば、それこそ施設は閉鎖に追い込まれてしまうのだ。
資格を取るなら、現場を経験してからにして欲しい。
6月1日から東京教室は引っ越ししました。
場所:江東区森下3丁目11-12 千葉ビル1F
地図はhttp://yahoo.jp/m9Xx6B
https://www.hino-budo.com/tokyo.html
第91回「武禅一の行」
定員オーバーしていますのでキャンセル待ちです!
7月19,20,21日

https://www.hino-budo.com/buzen4.html
沖縄ワークショップ
7月25.26.27日
東京ワークショップ
9月12.13.14.15.16日
岡山ワークショップ
9月21.22.23日

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