明日は京都再び
今日は、バレンシアでのワークショップに参加してくれていたスペイン人が、東京教室にやってきた。
日本の友人のところに泊っているといっていた。
バレンシアで習ったことが、絶対に身体に良いので、きちんと知りたいという目的だった。
そんな動機を不思議に思う。
私がスペインにいるのなら話は別だ。
わざわざ日本まで来なくてはいけないのだから不思議に思うのだ。
やはり、何時も書いているように、我々日本人は、どういう訳か忙し過ぎるのだろう。
外国の人達を見ていると、一様にゆったりとしている。
自分の時間を楽しんでいるのがよく見える。
それはそれとして、私も忙しすぎる。
明日からは京都で、安藤洋子さんの公演のラストスパートだ。
今日は照明の吊り込みをしている筈だから、明日からは作品が固まっていく時間になる。
もちろん、形の無いものが形を見せ、出来上がっていくのを体感するのは楽しい。
煮詰まらなければ、という条件は付くが。
教室では、肘を使う、を角度を変えてやった。
ここのところテーマは「肘」に絞っている。
しかし、よく見ていると、角度を変えた時、セオリーの肘を動かすではなく、その角度にあった肘を動かすをしている。
そうすると、それはAの為のものにしかならない。
BもCも同じやり方でなければ、その稽古の意味は無くなる。
どうもそこのところの理解が難しいようだ。
昨日韓国から来た人は、きっとそれを理解していたと思う。
というのは、角度を変えても、同じ肘の使い方を一人でもずっとやっていたからだ。
9月15.16.17.18.19日東京ワークショップ
https://www.hino-budo.com/