睦稔さんと

昨日は、朝からレンタカーを飛ばし読谷村へ。
残波ビーチから岬、やちむんの里、座喜味城跡、うろうろしてから読谷村役場へ。
そして何故か村長さんと対面、城壁の曲線の話や唐手の話で、短い時間だったが盛り上がった。
いそいで沖縄と言えばタコスという、メキシコという名のタコス屋さんへ。
ホテルに帰り、睦稔さんとの食事の為一服。
睦稔さんとの飲み会は、とにかく愉快になる。
昨日見た新作の話。
オブジェの話。
感じたことは言葉にならないが、それを何とか言葉にした。
当を得た!という喜びのハイタッチを睦稔さんが仕掛けてきた。
オブジェからは「安心」とか「いのちそのもの」という実感があった。
その言葉を言った時、睦稔さんは不思議な顔をした。
いや、不思議なリアクションをした。
それは、少し前目の不自由な学生たちが、美術館にやってきた。
そのオブジェを触っても良いですか、とたずねて来たので「良いよ」と許可した。
すると学生たちは、思い思いにオブジェに触れ「いのちだね、安心する」と言ったそうだ。
それには私も「ふ~ん」としか言いようが無かったが、何の先入観も無い白紙の状態で触れると、そんな感じ以外にはしない。
それならハイタッチでも不思議ではない。
そんなこんなであっという間に時間は過ぎた。
そういった先入観だらけの人達を根こそぎひっくり返すような何かが出来ないだろうか。
二人の共通意見だ。
今日は、ワークショップ初日。
何だか客足が遅い。
それは何時もの事なのだが、余りにもゆったりしているのでそれに合わせて、こちらもゆったりする。
何時ものバレエスタジオの先生方や、モデルスクールの先生、空手の先生、役者、ダンサー、主婦、教師、看護師他、例によって多彩な顔ぶれだ。
半数は初めての人達だったので、胸骨操作や胸骨と腕を繋げるなどで、その一コマは終わった。
表現塾は「正面向かい合い」から、それを使った握手へと発展。
関係塾は、肩動かしから肩肘手首の連動。
頭を悩ましながら、皆心地よい汗を流していた。
明日は2日目。
というよりも中日。
3日は、それこそあっという間に過ぎる。
9月15.16.17.18.19日東京ワークショップ
https://www.hino-budo.com/

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