比較

スペインで育った日本の女性が帰国し、日本に驚いたと言う話。
まず、電車で席を譲らないのに驚いたそうだ。
どこから見てもお年寄りが杖をついているのに、誰も席を譲らない。
「うそ~どうして?」と思ったそうだ。
スペインでも席を譲らに人はいるが、必ず誰かは席を譲るそうだ。
また、救急車。救急車が走って来ても、その前を横切る子供や、道を譲らない車の多さにも「どうして~」だ。
そして、そんな遅く走って大丈夫なのか、という疑問も。
生命にかかわるから救急車なのだから、そんなにもたもたしていたら大丈夫なのか、ということだ。
日本では、救急車をタクシー替わりに使っている人もいる、とは、さすがに言えなかった。
その内に気が付くだろうが。
スペインでは、どの車も道を譲って車は止まる。
もし、救急車の前を横断しようものなら、周りの人が罵声を浴びせ注意するそうだ。
何だか、私が子供の頃の日本のようだ。
もちろん、その他様々な点で、良い意味で日本に驚いたそうだ。
最後に傑作な話、バルセロナの地下鉄に乗ると、まず日本語で「スリに注意して下さい、スリはあなたを狙っています」とアナウンスされるそうだ。
スリにとって日本人が最上のカモなのだ。

Follow me!