福岡だ
今日から、いや朝から福岡でのワークショップだ。
朝一番の特急で行く。
時差ぼけで眠れないから、丁度良いかもしれない。
1年ぶりの福岡だが、先月神戸の公演まで来てくれた人達が沢山いた。
「分からんけど凄かった」
と感想を言ってくれていた。
そう分かる必要などどこにもない。
ほんとにどこにもない。
というよりも、何を分かりたいのか、それが不思議だ。
何を分かり、何を満たすのか。
舞台は「分かる」ではない。
それはどんな舞台もそうだ。
もし舞台に注釈がいるのなら、即刻舞台を降りるべきだ。
全ては見え、聞こえている、感じられるものだ。
もしも、見えないのなら、見る力を、聞こえないのなら、聞く力を、感じられないのなら、感じる力を養うだけで良い。
しかし、私もよく「何をしているのか分からない」という言葉を使う。
それは、独り善がりだから分からない、という意味だ。
こちらに向かってきてくれていないものは、分かりようがない。
そんな表現塾もある福岡のワークショップだ。
9月の東京ワークショップは基本からみっちりいきます。
https://www.hino-budo.com/2011Tokyo-WS.htm