バレンシア終了

終わった。
しかし、最終日はハードだった。
午前中の稽古が終わり、車で30分ほど移動し、現地の人の家で昼食。
パエリアを御馳走になった。
白ワイン、赤ワイン、シャンペンにとどめはブランデー。
いくら夜7時からの稽古だといっても、真っ赤な顔が醒めるとは思えない。
そこで家にあるプールでひと泳ぎ。
家のプールと言っても、深さは165センチ以上ある。
そこで飛びこんだり、滑り台から落ちたりし、酔いを醒ました。
稽古は、リクエストを受けながら進めた。
最後は、中華料理でお別れ会だ。
ここの酢豚が恐ろしい程まずい。
まるでスイーツだ。
焼きそばは春雨を使っているのだが、中々美味しかった。
だから、いけるかな、と希望を持たされたが、まるで食えなかった。
一同大笑いの中華パーティだった。
今回参加の一部の人は、8月に道場に来る。
各自別れを言い合い、再会を誓っていた。
今日の午後1時に列車でバルセロナに向かう。
ピカソの絵は、どんな感じに見えるのか。
思えば、2001年に初めてバルセロナに行き、ピカソを見た。
一枚の絵に釘付けになった。
その一枚の絵から青の時代、キュービズムと時代は流れていくのだが、そこに技法というものの考え方や、武道というものを再認識させられた。
ある意味で、私の中の武道の一つの区切りになった絵だ。
やっと武道の入口かな、というところだった。
それから、10年時間が経った今、どんな感じを抱けるのか、それが楽しみなのだ。

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