2005年 クリスマスコンサート by 11th

12月10日、恒例のクリスマスパーティ。
数えて11回目、11年目のパーティになる。
前回、前々回とボーカル不在でおこなったが、今回はピアノの平野氏が演奏する店で時々歌っている小野あずみさんを迎えた。

東京の教室に来るダンサー達は、4声のコーラス「ホワイト・クリスマス」と、「ハッピー・デイ」を熱唱した。
思えば「ハッピー・デイ」は、3回目くらいから始めているが、今回のメンバーが一番良かった。
相当練習をしたのだろう。

安藤洋子さんが、帰国後パーティにかけつけた。
昨年は、曜日を間違え残念ながら参加出来なかったので、今回は一日前から入り準備も手伝ってくれた。
新宮方面の道路が深夜通行止めということがあり、全員でする合唱を取りやめ、かなり巻きでコンサートは始まった。

怒濤の一年、という言葉があてはまる、時の激流だった。
昨年の暮れから、安藤さんが教室に参加し、今年の3月にはドイツのフォーサイス・カンパニーでのワークショップ。
帰国後、夏に横浜で10日間のワークショップ。
そして、この12月20日からのワークショップ。
それらの企画や準備で、全くドラムを触っていなかった。
おまけに数週間前に、肋骨付近の肉離れ。
スタミナがもつかな?
という不安の中でのコンサートだ。


昨年、お母さんの腕に抱かれていた赤ちゃんがよちよち歩き回っていた。
「去年、テーブルチャージを払うのを忘れていました。その代わり、今年は友達を連れてきましたよ」
子供達は一年で見違えるほど大きくなっていく。
お母さんやお父さん達とは「お互いに年をとりましたね」だ。
そんな言葉を使うようになるとは、夢にも思わなかった若かりし日々。
それが人生だと思うと、その年代、その年が面白く見える。
かつて、母が通った道、使った言葉を、今私が使っている、やがて息子も使うことになるのだろう。


「ハッピー・デイ」リハーサルは数回。
「大丈夫や、それで」
本番の日に慌てふためいても仕方がない。
でも、本番は本当に良いできでした。
常連のお客さんから、いつも以上の拍手が起こっていたのが手応えです。
今回、この曲は1/4音ほどピッチを上げました。
というのは、最低音がFの音で、とうていベースではない私たちには出さないからです。
昨年までは「こんなもん、お経やで」という感じでした。

小野あづみさんの歌はクリスマスにちなんだ曲ばかり。
彼女自身がクリスチャンのこともあり、「この曲はおごそかに」という指示。
「おごそか?それはむつかしいなぁ」
超スローの6/8の曲は、泣かす。
高い音域で伸びる歌声に皆酔いしれた。

「ブルー・クリスマス」「ラ・フェスタ」他おなじみの曲に、平野氏がアレンジした古典の「テイク5」を4/4で。
このアレンジが秀逸。
その分難しい!本当に難しい、その分面白い!
演奏は順調に進み、ベースソロ。
岩田さんは6弦ベースを巧みに操り、どんどん面白い画を描いていく。
流れるようなメロディックなソロから、リズミックな演奏に。
突如ベース音が途切れた。
私もリズムを刻むのを止めた。
お客さんは「?????」
無音の中のインリズム。
そのテンションの中、様々なリズム遊びが混在する。
やがて一斉にテーマになだれ込む。
ジャズ的インプロに皆大喝采!!!

ステージの一番前には、子供達が正座をして!!

アンコールの「テキーラ」から「ラ・バンバ」は、全員総出のダンスパーティ。
本部に来ている高田君の次男が突如中央に。
それがまたタイミング良く入ってきた。


「さくら さくら」のモチーフによるドラムソロ。
指のスタミナの不安はあったが、「ええーい、いったれ!」
音は抜けすぎ!
ここに来て、体重移動がスティックに完成。
胸骨から足への連動も完成。
バスドラムの音が完全に抜けた!
おかげでドラムからは余韻が消えた。
音が一つずつ、一つずつ転んでいた。
その分、叩いている私には物足りない。
「もっとー!」と焦るが……。
コーダーに入り、エンディングの一発は岩田さんが渡してくれたクラッカー!
皆、フリーズしていた緊張を一挙に解す。

2年後のドラムソロはいける。
一寸スタミナをつければいける。
60才のおっさんが、フリーのドラムソロをぶっ叩いてやる!

 

2004X'mas コンサート by 10

日野武道研究所の忘年会として始まったクリスマスパーティも、早いものでもう10年を迎えてしまいました。

当時20数年ぶりに叩いたドラムは、果てしなく硬いものでしたが面白いことに年に一度しかプレーしないのに、新たな感触が生まれてきました。
それはドラム云々のことではなく、武道、そして、人との関わりがより一層の深さをもたらせてくれたのだと思います。
音楽をしていた頃よりも遥かに深く音楽を感じ、それがこころを作り、武道にフィードバックし、そして音楽に、という非常に効率的な循環運動が出来るようになっていったのだと思います。
そういった意味でも、10年間続けられたことは非常に意義のあることでした。

ここ数年、ベースを手伝ってくれている岩田さんのベースアンプが今回大きなものに変わりました。
「あれっ、どうして大きいやん」
「どこかのドラムの音が大きいから負けてしまうから」
「へー、そんなドラムいてるんや」
「めっそういないんですけどね」
だそうです。
岩田さんの六弦ベースは、柔らかくうねりながら、力強いビートを刻んでくれました。

ボーカルがいないのが寂しいです。
そこで、来年は東京の生徒達にコーラスをさせることにしました。
以前、私達が取り組んだ「ホワイトクリスマス」です。

今年のドラムソロは「さくら さくら」をモチーフにやってみました。
これは、私が還暦になる3年後、ドラムソロコンサートをやってやろうと思っているので、その稽古も兼ねていたのです。
残念だったのは、日本に里帰りしていたダンサーの安藤洋子さんが、日程を間違えて来れなかったことです。
「もしもし、先生5時のバスでそちらに向かいます」と電話がかかったのが、当日のリハーサル中。「あっそう、後3時間で始まるけど、5時のバスは何時の5時?」「えっ……」でした。
来年のコンサートには、たとえドイツに居ていても絶対に来る、といっていました。
安藤さんには、ビデオで楽しんでもらいました。

10回やったクリスマスで、今回のパーティが一番の盛り上がりを見せました。
10周年だからと、朝の早い漁師さんや、パン屋さん、小学生から生まれたての赤ちゃんまで来ていただいて、しかも、誰もが積極的に参加してくれ、本当に楽しい時間でした。
少し前まで、必ず参加してくれていたフルバンドも、メンバーの確保が大変だそうです。
そのバンドマスターも飛び入り参加するほど、熱いぱーてぃになりました。
来年は、絶対に参加してよ、というと、今から声をかけておきます、と約束してくれました。
「来年はこのコーラスしようか」気分は来年に飛んでいます!!

 


オープニングは全員で大合唱、ジングルベル、赤鼻のトナカイ、もろびとこぞりて、エーメンを同時にやるんやで。

ハッピーディの三声も何年掛かっていることやら、メンバーがコロコロ変わるので完成なし。「声を届かせる」これの練習です。

一部
ricoちゃんのコンサート

アレサ・フランクリンのナンバーから、ジャニス・ジョップリンのバラード。そして最後はバラード His Eye is On the Sparrow。
大拍手!

二部
Jazzコンサート

スタンダードナンバーからチック・コリアの曲まで。色々なミュージシャンから最も信頼されているベーシスト岩田晶さんの巧みなソロもふんだん。



トリは永遠続くドラムソロ。今年も汗!汗!汗!練習不足でどうかな?と思っていたけど、本番はバッチリでした。本年最後の音の洪水を浴びて、皆汗ビッショリでした。

 トライアスロンの今年度MVPに輝いた関根選手とトレーナーで御主人の陽一さん

 

 

 

2000 CHRISTMAS CONCERT by6

恒例の全員参加の(60名)大合唱。
赤鼻のトナカイ・ジングルベル・もろびとこぞりての同時合唱だ!
ハーモニーは、人の音を聞いたときに始まる。西洋音楽のハーモニーだけがハーモニーなのではない、一つの目的に向かう、という事だけでもハーモニーするのだ。

2000年12月16日(土)午後7時、パーティは幕を開けた。
毎年行っているクリスマスパーティで今年で6年目だ。
最初は、道場の忘年会代わりという事で始めよう、という事になったのだが、同じやるのなら「楽しむ」という事を勉強しよう、と全員に課題曲を出し、それを一年間でマスターし皆の前で披露する形式だった。
人一倍楽しむ為には、人一倍努力しよう、努力した分だけ楽しみは倍加する、ということを感じ取って欲しかったからだ。


私の関わっている知的障害の人達のジングルベルチーム、この歌を全員が覚えるのに2ヶ月の時間を費やしたが、障害者だから「出来ない」のではなく、やらないから出来ない、という事を改めて実感した。



ゲストバンド。写真が小さくなってしまって…。新宮市で活躍するサニー・サイドオーケストラ。メンバーは家族や夫婦といった、無茶苦茶アットホームなジャズバンド。毎年PAを借りています。


オープニングで4声のホワイトクリスマス。この曲も2年がかりでやっと…

クリスマスのメインボーカル、大学生のRICOちゃんのハッピィデーに始まるソウルフルな歌声。続いてJAZZのスタンダードからチック・コリアのスペインまで息もつかせずなだれ込む。
RICOちゃんの歌は彼女が道場へ武道を習いに来た明くる年の高校1年から。
今は軽音楽部に入って歌にバイトに勉強に頑張っている。
ゲストピアノの名定君は仕事の合間を縫ってライブハウスでジャズを演奏中。
メインピアノの平野氏は30年前、私がジャズをしていた頃のメンバーだ。
ベースだけは現役バリバリの岩田晶さん。
彼は、関西では若手NO.1と呼ばれているくらい信頼度の高い、センスのよいベーシスト。
岩田さんに無理を言って2年連続で手伝ってもらっている。


リハーサル中のRICOちゃん。キャロル・キングのナチュラル・ウーマン。

演奏の最後は延々続く炎のドラムソロ。何故か毎年良くなっているのが不思議だ。それも、武道の練習のたまものだろう。


ドラムソロになると、全員が集中して聞いているのが伝わってくる。